『境界線シリーズ』
人間は1人で存在しているわけではありません。
=== 愛に関わる概念です ===
境界線の概念そのものは、私たちが人間関係の中に存在しているという事実に基づいています。
境界線とは、人間関係に関わるものであり、最終的には愛に関わる概念です。
私たちは、人間関係の恐れに起因する、多くの境界線の問題を抱えています。
罪悪感、愛を失うこと、繋がりを失うこと、嫌われること、認めてもらえないこと、怒られること、拒絶されること、無視されることなど、様々な恐れに悩まされています。
これら全ては愛における問題であり、私たちは愛の学びの中に生きています。
これらの問題は、人間関係の中でしか解決できません。
なぜなら人間関係こそが問題の背景であり、霊的存在としての私たちの背景でもあるからです。
これらの恐れがあるため、私たちは境界線を隠そうとします。
愛する誰かに「NO」と正直に伝える代わりに、静かにそっと身を引きます。
例えば、傷つけられたとき、そのために怒っていることを伝える代わりに、表面上は笑顔でかわし、密かに恨むのです。
誰かの無責任な行いが、あなたやあなたの愛する人たちに与える影響を伝える代わりに、その人の無責任さがもたらした痛みに1人でこっそりと耐えることがよくあります。
あなたがこっそりと耐えることで、それは、あなたの愛する人への悪影響も容認してしまうことになるのです。
しかし、あなたの気持ちを正直に伝えることは、彼らの魂にとっても有益なのです。
たとえ、そのことが、彼らにとって痛みを伴うものであったとしてもです。
この他にも、妻が夫に自分の感情や意見を言わず、黙って譲歩したあげく、ある日突然、離婚届を持ち出して自らの境界線を「表現する」するなどの例もあります。
親子の例
何年にもわたって子どもの言いなりになるという「愛し方」をしてきた親もいるでしょう。限界を設けず、自分の愛の行為を苦々しく思っています。
一方で子どもは、親の愛が本物ではないために愛されているとは感じられず、親は「今までこれだけしてあげたのに」と困惑します。
これらは、境界線が表現されないために、関係がこじれてしまった例です。
自分の中にある恐れに「光をあてましょう(言語化しましょう)」
人には伝えにくい部分に「光をあてましょう(言語化しましょう)」
あなたの魂(愛)に光をあてましょう。
あなたは、あなたを大切にしていい!
自分を生きよう!
今日もごきげんよう
全てに感謝です。